長距離ドライブは楽しい?良い?1年間で何度か長距離遠征して感じたこと

2022年度は、車でいける日本の都道府県をほぼ車で走破した年になりました。
軽く、筆者の遠征歴ですが、すべて東京スタートになります。
こんな、長距離好きになってしまった筆者が
あたらめて、長距離ドライブについて
- 長距離ドライブは何が良いのか?(楽しいのか?)
- これだけ走るとどうなるのか。
- これだけ走っても辛いことは
- 運転中は何をしているのか
を、語ってみたいと思います。
尚、前提として「一人で長距離ドライブをする」になります。
長距離ドライブの良さ

目的地に到着する達成感

例えが極論カかもしれませんが
登山で言うと
- 山のふもとから歩いて山頂に行くのが長距離ドライブ
- ロープウェイとかで山頂までいっちゃうのが公共交通機関
公共交通機関(電車や飛行機)は、目的地にワープするイメージ
長距離ドライブは目的地に1歩1歩向かう感じですね。
登山のように、目的地までの長距離を走って到着する達成感を感じれる
そういった楽しさがあります。
ふらっと寄れる気軽さ

目的地に向かっている最中に気になる場所があれば
ふらっと立ち寄ることができるのも、ドライブの良いところですね。
長距離だと必然的にそういった場面に出くわすことが多くあります。
いかに安く目的地に到着できるか試行錯誤する

東京駅-大阪駅(500km)のドライブを例とします。
通常、カーナビ先生にすべて任せると
高速区間 | 条件 | 高速料金 | 時間 |
宝町入口-梅田出口 | 平日昼間 | 12,270円 | 6時間 |
これか基準になります。
ここから、いかに安く向かうかルートを考えて見るのも楽しいのです!
ETC割引を使う
高速区間 | 条件 | 高速料金 | 時間 |
宝町入口-梅田出口 | 平日昼間 | 12,270円 | 6時間 |
宝町入口-梅田出口 | 休日割 | 9,580円 | 6時間 |
宝町入口-梅田出口 | 深夜割 | 8,810円 | 5時間半 |
同じ走行ルートでもETCを利用した割引をすると
3,460円(往復6,920円)の差が出ます。
しかも
- 深夜だと朝から行動ができる
- 夜はどうせ観光地は閉まってるし、その時間で帰れる
- そして安い
です。

デメリットは疲れることです。
高速の出入口を変える
高速区間 | 条件 | 高速料金 | 時間 |
宝町入口-梅田出口 | 平日昼間 | 12,270円 | 6時間 |
東京IC入口-亀山出口 | 平日 | 8,960円 | 8時間 |
東京IC入口-亀山出口 | 休日割 | 6,540円 | 8時間 |
東京IC入口-亀山出口 | 深夜割 | 6,270円 | 8時間 |
筆者が大阪に向かう際に良く使う
東京IC-亀山(三重出口)で高速を降りて下道で行くルートです。
2時間ほど移動時間が増えますが、高速料金は平日昼間から-6,000円
時給に換算すると1時間3,000円です。
往復では12,000円節約です。
平日昼間に1回行くお金で、2回行けるぐらいの金額まで抑えることが出来ます。

実際、深夜は車も少なく渋滞もほぼ無いので、想定より早く着く
ノンストレスで走行できますが、SAが空いていないという欠点はあります!
下道があるので2時間走行時間は増えますが
実際、日中移動は渋滞で、予定時間から平気で1時間は遅延します。
そういったことを考慮すると
渋滞の心配がほぼ無い、深夜走行は時間通りに着くので
予定を組めるのなら最高にいいですね。

ただ、深夜なので、日中より疲れる(眠くなってしまう)ことも多く
SAで休憩したら寝過ごして、予定より時間がかかるということはあります。
平日、深夜どっちにも言えますが時間に余裕は持った方が良いです。
訓練されたドライバーになると

1,000km超えないと長距離と感じなくなる
1,000km超えを3-4回経験したあたりから
東京から名古屋、仙台の300~400km程度の距離は近い。
わざわざ、泊まりで行く距離ではない。
距離感覚がバグってきている状態になりますね。

筆者、ずいぶん前から東京-仙台は日帰りでした。
東京-大阪間は週末ドライブだと感じる
体感、この状態になったら立派な長距離ドライバーだと思います。
立派に感覚がバグってきています!(笑)
筆者の最近の大阪遠征を例にすると
- 金曜日の深夜に東京発-早朝大阪着
- 土曜日、大阪観光(遊ぶ)
- 同日(土曜日)深夜大阪発-早朝東京着
と、見事に日曜日の朝には東京の自宅にいる状態です。
少し前までは、土曜日にビジネスホテルで休んで、早めに大阪を出て混む前に帰る
ということをしていましたが
と、考えた時に

深夜割引使って、眠くなったらSAで仮眠すればよくね!
といった、結論になります。
結局、ホテルに泊まっても、翌日用事が無ければ日曜日の昼間の時間を使って
わざわざ、混んでいる中帰るなら、途中のSAで休憩・仮眠しながら
空いている深夜に行けるとこまで帰って
お家のベッドでぐっすり寝た方が
時間も、1回あたりの遠征費も数万レベルでの節約になります。
普通にかかる費用で2~3回長距離ドライブする回数を増やせます。
実際、こういった運転のが大変!

これだけ長距離ドライブしていれば、大体の距離や状況でもドライブできると思われがちですが
実際は、結構違いますね。
2人以上で行く長距離ドライブ
1人と2人以上では圧倒的に長距離ドライブの大変さが異なります。
- 2人以上ということはある程度予定が決まっているので自由度が無い
- 休憩のタイミングが取りに難い
- 無理なスケジュール(深夜や早朝の空いている時間に行きたい)などが出来ない
理解がある同乗者でも、やっぱり気を使う場面が出てきますし
目的地に早めに到着してあげたい気持ちが出てきてしまうので
自然と休憩や寄り道が減ってしまいます。
そのせいで、長距離ドライブ自体の良さ(楽しみ)が損なわれることもあります。
日帰りでのアクティビティ
筆者はスノーボードに良く行くんですが
実際、東京-大阪間片道で行くより、大変です。
都内から群馬の”丸沼高原スキー場”を例に、スノボ仲間を2人迎えに行ったと仮定します。
片道:4時間半(往復9時間)
既にお気づきかもしれませんが、東京-大阪片道間より距離が遠くなります。

日中はがっつりスノーボードで体を動かしたあとの帰路なので
元気な状態で大阪まで走行するより、圧倒的に疲れます。
日中下道走行
日中の下道も場所によっては交通量も多く
たかだか10kmでも非常に時間がかることが多いですね。
やっぱり、”ドライブ好き”は快適に走行できることが前提だと思うので
短距離の方が以外と大変と感じることは多いです。

渋滞や交通量が多いと、気を使うので快適にドライブできてなんぼです!
ドライブ中、何をしているのか

実際、ドライブ中にできることは少ないです。
音楽を聴く
基本はこれ一択、もしくはラジオやテレビをラジオ感覚で聴くぐらいです。
昔ならCDから、車のカーナビオーディオに取り込んでプレイリストを作ったりでしたが
Bluetoothなどで自分のスマホを外部接続して
サブスク(YoutubeMusicやAmazonMusic)で音楽をかけてしまうのがいいですね。
ただ、走行を楽しむ
地味にオススメなのは、道路や高速が空いていて
スムーズな走行が出来る時は
音楽もラジオもかけず、ただただ、無音で走行することです。
エンジンの回転音と、風景を楽しむといった感じですが
以外と、心地よい感じで走れます。

2~3時間、ただただ、走り続けることも多いですね。
まとめ

基本的に長距離ドライブは目的地までの”達成感”を味わいたい人向けといえるでしょう。
旅費(移動費)を浮かせたいなどのメリットは
長距離ドライブの良さではなく、車旅のメリットであって
恋人とか家族とかの場合は、余裕があるなら
お金より時間を大切にした方が良いと思います。